冬の温もり・レポートおまけ

2014/02/26 Wed

おまけとしてちょこっと裏側を。。。
公開後の片付けの様子を少しお見せ致しましょう。

干したり、拭いたり、乾かしたり…次々に、ずらりと廊下に並ぶ。
20140126omake2.jpg
火鉢・手あぶりの中の灰は、全て庵主が篩いました。

20140126omake1.jpg 小振りな火鉢などを集めると…
これだけで…大量。
たくさんの暖房器具の重みで、押入れの床が抜けないかとハラハラしながら収納しました f(´-`;)

いつもラグを敷いている応接室。201402katazuke2.jpg
お掃除中にふっと振り向くと…コントラストが強く、重厚感ある眺めが新鮮。

2階では、
201402katazuke3.jpg 水墨画の手本を巻きなおし。
初めて見る為、関心し「へ~」と連発しながら、一枚づつ広げて行く。
なかなか面白いものばかりで、つい手が止まって片付けが進まない

片付けながらでも、楽しく遊んでしまうのが楽書きカエル

グリム童話の~かえるの王さま~ 20140125-o1.jpg
「お姫さま約束です、二人で一緒に食べられるように…」の場面に見えませんか?
この話は、約束をきちんと守らせる王様が凄い人ですよね。

たまに脱線をしながらではありますが、整理をしながら片付けをしました。

色々な理由がありますが…
把握しきれていないモノを引っ張り出し、確認し、整理する作業の上で
せっかくなら皆さんに見てもらおうと、考えたのが無料公開をする一つの理由です。
その為、不定期となっています。

状態によって、展示が1回限りのモノもありますが
「また、○○が見たいっ!」との声も頂くので、ご希望が多いモノは、また考えたいと思っています。
冬の温もりに足を運んで下さいました皆様、ありがとうございました

先日(2月21・22日)に開催されました「落雁と季節の会」は
庭に雪の残る中でしたが、お天気に恵まれ春を先どり楽しんで頂けたのではないでしょうか
「落雁と季節の会」次回は、5月23・24日の開催となります。近くなりましたら、またお知らせ致します。

おまけ

tittyanakamisan03-cut.jpg 3月21日(金・祝)、22日(土) かたりと公演「ちっちゃなかみさん」

まだ、席があるそうですので是非

詳細は、1/29の2月・3月のイベントお知らせ または、http://katarito.blog108.fc2.com/
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冬の温もり・レポートその参

2014/02/25 Tue

今日はポカポカ春の陽気 布団を干したくなる暖かさ。。。

さて、開催してから1ヶ月経ってしまいましたが
1月の冬の無料公開のレポートの続きを。。。

20140126-1.jpg 2階では「家人の趣味」をテーマに集めてみました。

<次の間> 真ん中には桐の火鉢
火を入れていたので、ほわほわと暖かい熱が部屋を包み込む。
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入って右手には、俳句や長唄などの本。真ん中、扇子の上の本(↑):能の足の動きが書かれています。

入って左手には、庵主の父がコレクションしていた切手やカードなど
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↑手前に並びますのは、VHD(1980年代に日本ビクターが開発したビデオディスク)
楽書きカエルも子供の頃見ていたので、子供向けの作品も多くあります。懐かしい…

茶箪笥に並びますのは、お茶やお華の免状20140126-5.jpg

20140126-13.jpg 奥の<客間>へと進みますと。。。

(↓写真・左)部屋の真ん中には、書や水墨画の手本、硯、文箱など
手前の座椅子に掛かっていますのは、羽織の下に着る羽織下(内側がウサギの毛なので温かい)
右には木の根を利用した手あぶり
さらさらと綺麗な字を書いているものばかり…見習わねばなりませんね。
ただ、達筆すぎてどれも、これも読めなーい!(´ヘ`;)
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(写真・右)
左は、盆景(ぼんけい):お盆の上に土や砂、石、苔や草木などを配置して自然の景色を作り、それを観賞する。
ミニチュアの建物や、橋、動物などもあり、ジオラマ作りに似てる感じでしょうか。

ジオラマと言えば…楽書きカエルが子供の頃は、
開かずの間だった茶室が、庵主の父の趣味で鉄道のジオラマ部屋になっていました。
きっと、皆さん想像も付かない部屋だったと思います

右は、鎌倉彫り:一欅庵には鎌倉彫りの物が多くありますが、全て庵主の祖母が彫っています。

(↓写真・左) 尺八・三味線・謡曲本・囲碁   (写真・右) 
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三味線は、胴の両面ともひどく破れているので、ケースに入れたままでした。
箏は、蔵の雨漏りのする場所に長い間置かれ、保管状態が悪かったのでボロボロの状態です。
謡曲本は、2~3冊くらいしか開いた後がなく…他は綺麗なまま。飽きちゃったのでしょうか((*´∀`))

椅子の下に置いてありますのは、足のせあんか 20140126-10.jpg
炭などの熱源を入れ、上に座布団などを置き、椅子に座っている時に使用する物。

<書斎>
20140126-11.jpg ←書斎にも椅子の下には、足のせあんか

(↓写真・左)机の上には、当時の日記。公開日と同じ1月25・26日の日付のページを開いて…
20140126-14.jpg 20140126-12.jpg
(写真・右)本棚の前には、手風琴(アコーディオン)&レコード

先々代・先代達の誰が、どれをやっていたのか分からないモノもありますが、
何がどれだけ続いていたのやら…三日坊主もあったりして?なんて事を少し思ってみたりwww
皆さんの趣味は何ですか?

今回は展示物が多かった様で、雰囲気だけお伝えするにも長くなってしまいましたが、
冬の温もりの公開レポートは、以上で終了です。

おまけ

公開を祝って、可愛らしいお花を頂きました。
201401frog9.jpg ありがとうございました。良い香りにうっとり。。。


冬の温もり・レポートその弐

2014/02/20 Thu

まだ雪が残り、白い庭のまま

池を見ると大量の雪が…
金魚は大丈夫だろうかとつい心配になるが、
底の方でじっ…として冬眠中。。。春には元気な姿を見せてくれるでしょう

さて、先月の無料公開・冬の温もりのレポートの続きをしましょう。

茶の間、座敷、茶室…と来て、回り廊下を進むと。。。

<女中部屋>

20140125-3.jpg
手前には、火に関する物から暖房器具の生活用品がずらりと並ぶ。

電気コンロ・火のし・こて・台十能・ガンドウ20140125-1.jpg

火熨斗(ひのし)&こて:現在のアイロンに代わる道具。
 台十能(だいじゅうのう):火起しで火を熾した炭の火種が、下に落ちないように運ぶ時に使う。
 ガンドウ:ろうそく軸が回転式で、常に直立して消えない仕組みのもの。現在の懐中電灯に代わる物。

20140125-5.jpg

20140125-2.jpg 20140125-4.jpg

写真左>掻巻(かいまき):袖のついた着物の形をした布団。
      袖に腕は通しません!が…庵主は寝る前に本を読む時、寒いから通して使ってたそうです
  湯たんぽ(陶器製):戦時中は金属が貴重だった為、陶器製が使われた。
敷き布団が狭いと言われておりましたが、あくまでも雰囲気の再現なので
展示上コンパクトにしておりました。「掻巻」を説明するのが難しくて…

写真右>左から順に…
回転こたつ:火入れの部分が回転し、常に上を向いて火種が水平を保つので、睡眠中に布団の中で、
足で蹴って転がしても大丈夫と言う優れもの。20140125-mono1.jpg 
白金懐炉(はくきんかいろ):プラチナの触媒作用を利用して気化したベンジンをゆっくりと酸化発熱させる懐炉。
灰式懐炉:灰を熱源として使用する物。下にありますのが使用する筒状の灰。
行火(あんか):真ん中のあんかは、熱源として木炭、炭団、豆炭などを用いるモノ。
       右端のあんか2つは電気式。(クマちゃんも電気行火です。) 

次に…足跡を辿って行くと…
20140125-6.jpg <子供部屋>

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キューピーの姿につられて入ると、本がずらり。20140125-10.jpg
いつも本棚にあるので、今回はご覧頂こうかと少し取り出してみました。
子供部屋は2面が窓の為、明るく開放感があります。
写真にはありませんが、掻巻と丹前(たんぜん)(褞袍(どてら))なども一緒に。

さて、1階は残すところこちらの<応接室>のみ 
20140125-11.jpg


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暖炉前には、ガスストーブ
暖炉の奥にありますのは、(右写真)火鉢です。元々は臼(うす)だったようです。
使用しない季節には、横に立てかけてあります蓋をします。

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音楽を聴きながら。。。お客様とティータイム。そんなイメージでのディスプレイ。
椅子の横にあります白いモノは手あぶり

下に置いてありますのは、レコードBOX 20140125-16.jpg 
広げてありますのは、ソノシート(薄くて柔らかいレコード盤)

こちらの部屋は、休憩もして頂ける様にしていました。
流れてなかった時もちょこちょこありましたが
レコードをかけていました。。。音も楽しんで頂けましたでしょうか

20140125-13.jpg 20140125-18.jpg

写真だけでは、分かり難いモノもあるかと思いますが、
昔はこんなモノがあったんだ。とか、そんな使い方だったんだ。とか…
少しでも、‘知る’きっかけになれば嬉しいなぁ、と思って細かめに書いています

長くなってしまうので。。。2階は、また続きます。

おまけ

レコードの音って何だか温かい感じがしますね20140125-o2.jpg
心地良い音に聴き入ってしまいます。

冬の温もり・レポートその壱

2014/02/15 Sat

先週に続き、まだ雪の溶けぬ中に…また雪

雪によって作り出される澄んだ美しい景色は好きなのですが、
建物や、木々にかかる雪の重みが心配でなりません

さて…ずいぶんと遅くなりましたが、先月(1/25、26)に行いました
一欅庵の無料公開~冬の温もり~のレポートを致します。

冬は火鉢を中心に暖をとっていた生活。
昔の冬の生活を再現しての展示をしました。
雰囲気をお楽しみ下さい

20140125-a.jpg 玄関入ってすぐは、ご挨拶に長火鉢

1階 <茶の間~座敷> 20140125-ccc.jpg

20140125-c.jpg 茶の間の真ん中には陶器の火鉢
火を入れて実際に火鉢の温かさを体験して頂きました。こちらの部屋は「冬の日常生活」を主にしています。
奥にあります黒い火鉢は…
ドーム型の蓋が付いており、夜寝ている時でも大丈夫だったとか。20140125-f.jpg

20140125-de.jpg 茶の間入ってすぐ、ずらりと並びますのは炬燵。
右:電気こたつ(熱源) 真ん中:やぐら炬燵(木枠のモノ)上に掛けてますのは、風呂敷で作った布団です。
左:ばんや炬燵(黒いモノ) このコタツ達は小さいので、一人用かと思われます。。。

20140125-d.jpg 炬燵の隣には…医療器具類。
吸入器やら、磁気ベルト、肩たたき、体温計など。

この並びに…神棚の下には節分セットがありますが、後ほど。

座敷に移りまして。。。こちらは「冬のおもてなし」がテーマ20140125-g.jpg

20140125-gg.jpg 20140125-g5.jpg
座布団横(↑)にあります黒いモノは手あぶり
お客様に、手を温めてもらう為に一人一つあてに用意します。
左奥:名刺受け(お正月に玄関に置いておくと、お年始の挨拶に来た人が名刺を入れて行く)20140125-g6.jpg

右奥:乱れカゴにコートやキツネの襟巻きなど 20140125-ggg.jpg
お客様が着ていらした感じのコーディネートでそろえてみました。

続いて廊下を進み茶室の方へ。。。
日が落ちてくると、どんどん次の間が綺麗に見えてくる様子も一興。
20140125-b.jpg 20140125-bb.jpg 20140125-bbb.jpg
 
<次の間>
昔、応接室で使用していた応接セットです。(白いのは手あぶり)
20140125-h.jpg 20140125-hh.jpg

<茶室>
写真は閉じていますが…
庭を観賞できるように障子を開けておりました。20140125-hhh.jpg
つい、まったりしたくなる空間です。

長くなるので…次に続けます

おまけ

公開日が節分に近かったので、飾りました。
~我が家の節分~ 20140125-e.jpg

三方に×を書いた半紙を置き豆をのせる。鰹節も一緒にのせる。
×を書くのは、半紙が白いままだとダメだから「汚す」と言う意味で書くそうです。
80…100年は経ってるかと思う鰹節。。。

枡にも豆を入れ神棚に上げる。
この豆で「福は内」と各部屋に豆を撒き、最後に玄関から外へ向かって「鬼は外」と撒く。


翌日、家族の年の数の豆をまとめ、お賽銭と一緒におひねりにして神社へ持って行く。。。 

どうして我が家がこのような形で行っているのかは謎なんです。なぜ、鰹節っ!?

皆さんのご家庭はどうですか?

あぁ…神社。稲荷神社…きつね…
上でさらりとレポートしました「きつねの襟巻き」ですが…
昭和の初期に流行っていたようで、サザエさんの漫画にも出てきます。
手足のあるキツネそのままの襟巻き。
巻いてみました…いや、巻かされました…20140125-g4.jpg
初めて見つけた時は、ドキドキものでしたよっΣヽ(゚Д゚; )ノ

一欅庵の白い世界。おまけ。

2014/02/11 Tue

おまけが多くなってしまったので…

雪の中、見ぃ~つけた 

買い物の帰り道。。。 道路の真ん中で見ぃ~つけた。20140208bird1.jpg

20140208bird2.jpg 素敵な出会いに、にっこり
 
足跡がまた可愛らしい。20140208bird3.jpg 

一欅庵では、雪の中でも鳥が飛んでいましたよ。
雪の上、エサのみかんを啄ばむメジロの姿…白に、オレンジに、緑。
偶然の優しくも鮮やかな色合いに、つい目を奪われてしまいました…

そんな庭では。。。

((*´∀`))皆さんは何に見えますか?
20140208-m.jpg テーブルの上には、ドーナツが…
                           時間経つと、シフォンケーキみたい。ふわふわ。

20140208hasu.jpg こっちには、レンコン発見っ!

食べる事が大好きな楽書きカエルは、食べ物にしか見えませんwww

冬眠から起きた熊…雪の中、徘徊中?20140208bear.jpg

こちらは、雪うさぎ…餅つき中?20140208rabbit.jpg 
    温かい光が、提灯の明かりに見えて、昔話の世界に入りこんだ気分。

楽書カエルは池の真ん中で、吹雪にもマケズ、風邪にもマケズ20140208frog-bb.jpg
真っ白な世界を存分に楽しんでおりました

ヾ(´^ω^)ノ♪ 楽書きカエルの雪遊びに、一つでも楽しんでもらえたのあれば、嬉しい限りです。

さて…冬の公開後、かたずけに時間がかかってしまい
遅れているレポートは、近いうちに。。。お待ち下さい

一欅庵の白い世界。

2014/02/10 Mon

今年も広がった真っ白な世界

どんどん積もって高くなる雪を見ていると
大変だと思いながらも、ワクワクが止まらない。

一心不乱に、枝の雪下ろしをして、雪掻きして…
そろそろ終わりにしようと、周りを見渡すと
すぐにまた雪で真っ白。
キリがない…

こうなったら、雪を楽しもうっ 一欅庵の雪景色


20140208-g.jpg 20140208-a.jpg

20140208-ccc.jpg 茶室を抜けて見える雪景色。

20140208-j.jpg (茶室にて)障子を開けると…

目の前に、しんしんと降る雪20140208-i.jpg

寒さを忘れてしまうほど、見入ってしまう世界が広がる。20140208-bb.jpg
雪を見ていると、不思議と障子が温かく感じます。外とほとんど変わらないんですがね。

ちょこっと顔を出すと…20140208-k.jpg 

20140208-l.jpg 吸い込まれそうになる。

日が落ちてくると、表情に深みが出てくる。20140208-h.jpg


20140208-d.jpg 2階から。。。

20140208-e.jpg 20140208-f.jpg
時間が経過していくと、
どんどん積もって厚みが増し、ライトの明かりがプラスされ幻想的に。。。

「ここはどこだっ!?旅館かっ!?」と、言いたくなってしまう。(笑´∀`)
あぁ~温泉に入りたくなってきた

プロフィール

楽書きカエル

Author:楽書きカエル
一欅庵で悠々閑々と過ごすカエル
色んな『楽』を書きます。

一欅庵(いっきょあん)

昭和8年築
洋間付き和風住宅(登録有形文化財)

mail: ikkyo_an@yahoo.co.jp

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